リボ払いの仕組み。損しないためのとっておきの活用法。

リボルビング払い(=リボ払い)は、クレジットカードの支払い方法の1つです。

海外ではごく一般的に利用されている支払い方法ですが、リボ払いの仕組みや危険性などを含め日本ではまだまだ普及しているとは言い難いですよね。

お金はないけどどうしても欲しいものがある・・!

このような場合、購入後の支払い方法としてリボ払いは選択肢に入れても大丈夫なのでしょうか。

この記事ではリボ払いの仕組みやメリット・デメリット、損しないための代替案などを分かりやすくまとめました。

リボ払い活用を検討する、1つの材料にしていただければと思います^^

リボ払いの仕組み

リボ払いとは毎月のカード利用額に関わらず、毎月決まった額を支払うクレジットカードの支払い方法の1つです。

毎月の支払額は「元本(借入額)支払額」と「手数料額」を合計したもので、代表的な支払い方式として「定額方式」と「残高スライド方式」があります。

リボ払いの支払い方法

定額方式とは、カード利用残高に関わらず毎月決まった額を支払う方式です。

たとえば毎月の支払額を5,000円に設定すると、カード利用残高が5万円でも20万円になっても支払い金額は毎月5,000円と一定です。(※別途手数料を支払う必要あり)

○メリット  → カード利用残高が増えても毎月の支払額が一定

×デメリット → カード利用残高が増えるとそのぶん返済期間が延びる
カード利用残高が増えると支払う手数料額が増える

 

毎月の手数料額は、「(カード利用残高×一定率)÷12ヵ月」で算出されます。

残高20万円、掛け率が15%の場合
(20万円×15%)÷12ヶ月=2,500円

残高50万円、掛け率15%の場合
(50万円×15%)÷12ヵ月=6,250円

手数料は残高に対して一定の比率が掛けられるため、残高が大きくなれば比例して手数料額も大きくなるのが分かりますね。

また、リボ手数料は年率15%に設定されている会社が多いようです。

 

残高スライド方式とは、カード利用残高に対して毎月の返済額が段階的にスライドする支払い方式です。

【残高スライド方式の例】

カード利用残高 毎月の返済額 ランク
10万円未満 5,000円 ランク1
10~15万円未満 7,500円 ランク2
15万円~20万円未満 10,000円 ランク3
20万円以上 残高が5万円増えるごとに5,000円ずつ増加 ランク4

 

○メリット → カード利用残高が少なくなると月々の返済額も少なくなる

×デメリット → カード利用残高が増えると月々の返済額が多くなる

 

リボ払いのシュミレーション

  • カード利用残高:20万円
  • リボ手数料:15%(年率)

この条件において、定額方式と残高スライド方式で返済したときのシュミレーションをしてみました。

【定額方式】
※月々の支払い額10,000円と仮定

回数 支払金額 元金 手数料 残高
1回 12,500円 10,000円 2,500円 190,000円
2回 12,375円 10,000円 2,375円 180,000円
3回 12,250円 10,000円 2,250円 170,000円

18回 10,375円 10,000円 375円 20,000円
19回 10,250円 10,000円 250円 10,000円
20回 10,125円 10,000円 125円 0円

支払回数:20回 支払手数料(合計):26,250円 支払い合計金額:226,250円

 

【残高スライド方式】
※10万円未満の支払いは月々1万円、10万円以上20万円未満で月々1万円加算、以降10万円増えるごとに1万円加算すると仮定

回数 支払い金額 元金 手数料 残高
1回 32,500円 30,000円 2,500円 170,000円
2回 22,125円 20,000円 2,125円 150,000円
3回 21,875円 20,000円 1,875円 130,000円

12回 10,375円 10,000円 375円 20,000円
13回 10,250円 10,000円 250円 10,000円
14回 10,125円 10,000円 125円 0円

支払い回数:14回 支払い手数料(合計):15,125円 支払い合計金額:215,125円

 

【シュミレーション結果】

支払い回数 総支払手数料額 総支払額
定額方式 20回 26,250円 226,250円
残高スライド方式 14回 15,125円 215,125円

 

各クレジットカード会社によって基準や手数料率は変わるのでこの限りではありませんが、注目すべき点は同じ20万円のカード利用でも、支払い方式によって大きく差が出る点です。

今回の場合だと、定額方式と残高スライド方式では総支払額に11,125円(226,250円ー215,125円)もの差が出る結果となりました。

この差ってものすごく大きいと思いませんか?

リボ払いの支払い方式を選択できる場合にはきちんとシュミレーションを行い、少しでも手数料を節約できる方法を選ぶことが重要です。

リボ払いの便利な点(メリット)

リボ払いを活用するメリットとしては2つ挙げられます。

  • 支払いの計画が立てやすい
  • 返済方法が柔軟

 

メリット① 支払い計画が立てやすい

リボ払いの支払い方法で触れたとおり、毎月の支払額を一定額にすることができるので支払い計画が立てやすいのがメリットの1つです。

メリット② 返済方法が柔軟

リボ払いは返済方法や返済額を途中で変更することができます。

たとえば返済方法を変更することで、本来なら発生していた手数料を大きく節約することも可能になります。

ボーナス月などでまとまったお金が入ってくるなど返済の目途が経ったら、早めに返済方法の変更や繰上返済することをおすすめします。

リボ払いの注意点(デメリット)

リボ払いを利用するデメリットは2つ挙げられます。

  • 手数料がかかる
  • 仕組みが複雑で分かりづらい

 

デメリット① 手数料がかかる

リボ払いの支払い方法でも触れたとおり、たとえば20万円のカード利用で2万円前後の手数料がかかります。

この手数料は決して安いものではなく、デメリット以外のなにものでもありません。

デメリット② 仕組みが複雑で分かりづらい

リボ払いの要件や基準などはクレジットカード会社によって異なるため、仕組みが複雑で利用者にとっては分かりづらいことがあります。

またクレジットカードの利用が多くなればそれだけ残高も膨れ上がります。

クレジットカード払いはお金を支払っている感覚が薄いのに加え、リボ払いの残高を把握しづらい仕組みも重なりリボ払い地獄にハマってしまうことも。

支払い期間が長くなればなるほど手数料額も多くなり、負のスパイラルに陥るのは時間の問題です。

  • リボ払いの利用は最小限にとどめる
  • カード利用残高は明細等で常に把握しておく
  • お金に余裕ができたらたとえ1万円であっても繰上返済する
ななみ

ななみ
リボ払いで損することがないよう、これらを心に留めておく必要があります。

 

*あわせてよみたい*

30万円のカード利用の返済に6年弱かかってしまうこともある、実はやばいリボ払い。 「便利」「使い勝手がよい」など、テレビCMではメリットば...

リボ払いと分割払いの違い

リボ払いはクレジットカードの支払い方法の1つですが、よく比較されるのが分割払いです。

2つの支払い方法で大きく異なるのは、リボ払いは「金額を指定」するのに対して分割払いは「回数を指定」する点です。

そのため同じ10万円の商品を購入しても、リボ払いと分割払いでは返済期間も手数料もまるで異なります。

リボ払いで損しないための代替案

リボ払いも分割払いも金利手数料が発生するのは共通点だと言えます。

しかし2回までの分割払いなら手数料はかからず、ボーナス一括払いも手数料はかかりません。

  • 数か月の間に手元にお金が入る予定がある
  • 1回払いは無理だけど、2回ならなんとかいけそう

このような場合には、手数料を節約するためにもリボ払いではなく分割払いやボーナス払いを選択するようにしましょう。

 

ななみ

ななみ
自身のライフスタイルに合わせて、無理なく・損することなく支払い方法を選択したいですね!

 

さいごに

リボ払いは支払い計画が立てやすい一方で、残高が分かりにくいなどリボ払い地獄に陥るなどデメリットもあります。

そのため誰でも便利に利用できる支払い方法ではなく、ある意味危険と隣り合わせだという認識を持つことが大切です。

たとえ計画的な支払いが可能であったとしても、2回払いやボーナス払いで手数料を節約できないかなど、少しでも損をしない支払い方法を検討することも大事なことかもしれません。

リボ払いの仕組みやメリット・デメリットを照らし合わせたうえで、利用するか否かを判断したいですね。

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