仕事に育児に忙しく、目が回りそうな日々のなかで細かい家事にまで手が回っていない家庭なんてゴマンとある世の中。
そこで最近よく耳にする機会も多い、家事代行サービスを利用したいと考えるものの、トラブルやデメリットが気になってしまい、なかなか踏み出せないでいる人が多いのではないでしょうか。
だって、ただでさえ忙しいのに、家事代行を頼むことで新たなトラブルを抱えるなんて、どうしたって避けたい案件ですものね・・!
でも家事代行サービス利用で起こりやすいトラブルと対処法を事前に知っておけば、面倒なトラブルに巻き込まれる確率はグッと減ると思いませんか?
- どんなトラブルが考えられるのか
- 考えられるトラブルは未然に防げるのか
- 家事代行で得られるメリットとデメリットは結局どちらが大きいのか
家事代行サービスを利用するか否かの判断材料の1つとして、活用してもらえたらと思います^^
目次
家事代行で起こりやすいトラブルは4つ
- 料金に関するトラブル
- サービス内容に関するトラブル
- 破損に関するトラブル
- 盗難に関するトラブル
上記4つのトラブルは家事代行サービス利用で起こり得る可能性が十分あります。
トラブルが起こらないよう、未然に防ぐ方法も合わせてチェックしておきましょう。
料金に関するトラブル
家事代行サービスは、それぞれの会社で独自の料金体系でプランを作成していて、しかも1つの会社の中でも複数のプランが用意されている場合がほとんどです。
この複雑で他社との比較が難しい料金体系こそが、家事代行サービスで料金に関するトラブルを勃発させる原因の1つなんです。
さらにオーダーメイドでプランを作成してくれる会社も多くあり、オーダーメイドのプランの料金がどのように算出されたのか不明なまま依頼してしまい、のちのちトラブルになるケースも。
また別のケースでは、A社の2時間パックとB社の3時間パックの料金を比べたときに、A社の方が圧倒的に安かったのでA社で2時間プラス延長で1時間の合計3時間で頼んだとします。
しかし結請求された金額はB社の3時間パックのほうが安かったということも、A社の延長料金次第ではあり得ない話ではありません。
[chat face=”1104668.jpg” name=”ななみ” align=”left” style=”type3″]ややこしい料金体系もトラブルの原因ですが、確認不足が料金に関するトラブルを招いているといっても過言ではありません。[/chat]
料金に関するトラブルへの対策
家事代行サービスにおける料金に関するトラブルは、確認に次ぐ確認で未然に防ぐことができます。
「忙しいから家事代行サービスを頼むのに、確認作業になんて時間が割けない!!」という方、あらかじめチェック項目を作成しておきました^^
①1時間あたりの単価 | 基本中の基本 |
---|---|
②最低利用時間 | 多くが1時間あたりの単価で表記しているが、実際には最低利用時間は2時間~としている場合が圧倒的に多い |
③延長時間の単位 | 10分単位、30分単位、1時間単位など |
④オーダーメイド料金の算出方法 | どの料金体系が適用され、どのように算出されたのか |
⑤延長料金 | |
⑥スタッフの交通費 | ・一律なのか実費なのか ・車で来た場合はどうなのか |
⑦カギの預かり費用 | 無料か有料かだけでなく、「このプラン利用者はカギの預かり費用無料」などの落とし穴あり |
⑧スタッフの指名料金 | まずできるのかどうかの確認から |
⑨キャンセルポリシー | 各家事代行業者によってまったく異なるので要注意 |
⑩キャンセル料 | 安ければそれだけで印象が変わってきますね♡ |
⑪その他の費用 | ・他に費用がかかる場合があるのか ・どの場合にいくらかかるのか詰めておく |
全部で11項目ありますが、これさえチェックしておけば不要な料金トラブルをはおおよそ回避できます。
諸悪の根源は確認不足と心得て、心を鬼にしてチェックしておきましょう。
サービス内容に関するトラブル
家事代行サービス利用におけるトラブルで一番多いのが、サービス内容に関するトラブルです。
「思い通りの仕上がりになっていない」と感じる依頼者が多く、その不満がトラブルへと発展させるのです。
サービス内容に関するトラブルへの対策
家事代行サービスのスタッフはサボっていたわけではなく、
- 単純に時間が足りなかった
- 依頼内容が正しく共有されていなかった
ことがそもそものトラブルの原因です。
たとえばお風呂場の掃除の依頼ひとつとっても、浴室の赤カビが取れていればいいのか、シャワーヘッドを抜いてホースの中の黒カビまでとってほしいのか。
お風呂掃除とトイレ掃除とキッチン回りの掃除を依頼していて、すべてが平均的にキレイになっていればいいのか、お風呂の排水溝とトイレの床とキッチンのガスコンロのこびりつきを優先的にキレイにしてほしいのか。
「キレイ」の解釈って人それぞれですし、優先順位も伝えなければ分かりません。
- どこまでキレイにしてほしいのか
- 優先順位はあるのか
この2点を事前にきちんと擦り合わせておくことで、サービス内容へのトラブルを未然に防ぐことができます。
破損に関するトラブル
どんなに細心の注意を払っていても、家事代行サービス中に誤って物を破損させてしまうリスクはあります。
- 高価な食器を落として割られた
- 掃除機がけの最中に家具を傷つけられた
- カーペットにシミがついた
など、破損に関するトラブルは一定の確率で起こりえます。
破損に関するトラブルへの対策
多くの家事代行サービス会社は損害保険に加入しているため、家事代行サービス中の破損事故は補償の対象となります。
しかし「補償の上限は10万円まで」など、傷つけておいて謎なルールを設けている会社もあります。
- 損保に加入している会社かどうか
- 補償の範囲や上限はあるのか
この2点を確認しておくとともに、傷つけられたくないものや壊されたくないもののまわりの掃除はしないでもらうなど、対策をしておくのも1つの方法です。
盗難に関するトラブル
赤の他人を家に入れる以上、家の中の金品や調度品が盗難されるというトラブルも無きにしも非ずです。
特に不在時にカギを預けて家事を依頼する場合には、盗難のリスクが高まるので注意が必要です。
盗難に関するトラブルへの対策
高価な調度品やブランド物、金品などは、カギがかかる場所へ保管しておくか目に触れない場所にしまっておくことが唯一の自衛です。
またカギを預けることで不在時でも家事を依頼できるサービス自体は大変便利ですが、盗難のリスクを考えると不用意に利用しないのもトラブルを未然に防ぐ1つの方法です。
あと個人的に思うのは、スタッフを自社雇用している会社を選ぶのも対処法の1つだと思っています。
自社雇用なら会社に本人確認書類の提出や保証人の記載を済ませているはずで、身分がばれている以上、悪いことがしにくい心理が働くと思うからです。
万一盗難の被害に遭ったとしても、自社の社員の悪事なら会社は言い逃れができないはず。
それなら自分の会社が雇っている社員のせいで会社も不利益を被らないよう、社員教育を徹底的にしておこうか!と考えるのが筋ですよね。
- 自社雇用
- 身分保証
- 社員教育の徹底
この3つがすべてそろっている家事代行サービス「ベアーズ」なら、他の家事代行サービスを利用するよりも盗難のトラブルに遭うリスクをグッと軽減できるのではないでしょうか♪
それでも家事代行サービスでトラブルが起きてしまったら
家事代行サービス利用でトラブルに遭遇しないために、できるだけの対策をおこなっていても絶対にトラブルに巻き込まれないとは限りません。
トラブルが発生したときには、まずはすみやかに家事代行サービス会社に連絡しましょう。
それでも解決しそうになければ、国民生活センターや消費生活センターへの相談で解決への糸口を掴めるかもしれません。
実際に消費生活センターでは、家事代行サービスを含む掃除サービスに関するトラブルは増加傾向にあるそうです。(参考:独立行政法人国民生活センター公式サイトより)
一定の相談件数がたまっているので、取るべき行動や的確なアドバイスを受けることができるそうですよね。
家事代行サービス会社との話し合いがうまくいかない場合の次なる方法として、頭の片隅に置いておくとよいでしょう。
また、クーリングオフ制度を活用する方法もあります。
家事代行はクーリングオフの対象となっていますが、すべてのケースにおいて認められるわけではないので、最終手段として覚えておくといいですね。
[chat face=”1104668.jpg” name=”ななみ” align=”left” style=”type3″]トラブルが起きてしまったらもう、どうしたって面倒なことは避けられません・・!それならばトラブルが起こらないための対策を取ることに注力したほうがいいですよね。[/chat]
家事代行を利用することで得られるメリットとデメリット
家事代行サービスを利用することで得られるメリットは、
- 家事を外注することで心の余裕が生まれる
- 家事分担をめぐる旦那との夫婦喧嘩が減る
- 休日に家事に追われることがなくなる
- 子供と笑顔で接する時間が増える
など、挙げだしたらキリがありません。
→家事代行サービスとは。メリットを挙げだしたら収拾がつかない事態に。
しかし家事代行サービスを利用することで、たとえば面倒なトラブルに巻き込まれるなどのデメリットも存在するわけで。
そのハザマで揺れ動いている方もいらっしゃるかと思います。
しかしここまで述べてきたとおり、考えられるトラブルには未然に防ぐための対策もちゃんとあります。
もちろんトラブルが起こらない確率はゼロではありませんが、家事代行を利用しなければトラブルに巻き込まれない代わりに、これまでと変わらず家事のことで旦那と揉めたり休日に家事に追われたり、子供に辛く当たったり・・
そう考えると、家事代行を利用しないデメリットのほうがよっぽど大きい気すらしてきませんか?
いま家事代行サービスの利用者は右肩上がりに上昇していて、サービスが追いつかない会社も出てきています。
そのくらい家事代行サービスは広く普及していて、家事のアウトソーシングは決して悪ではないし贅沢なことでもありません。
- 家事代行サービスにおけるトラブル
- 家事代行サービスを利用することによる心の葛藤
まずは家事代行サービスの初回お試しプランを利用してみて、この2つの懸念材料を払拭する手がかりにしてみてもいいかもしれませんね♪
さいごに
石橋を叩きすぎて壊してしまうタイプの方は(私を含む)、家事代行サービス利用にあたり、考え得る不安材料をすべて潰しておきたい気持ちはすごくよく分かります。
ここまで説明したとおり、懸念材料の1つである「トラブルに遭遇したら」については、対策を練っておけばある程度クリアできる問題です。
そして家事代行利用前には多くの人が躊躇するものの、利用後には大変満足しているというケースが多くを占めています。
家事代行で起こるかもしれないトラブルにおいてもあまり神経質になりすぎず、まずは初回お試しプランで感触を確かめてみてもいいのかもしれませんね。
\メディア掲載多数/