園児総合補償制度(園児24保険)は必要なし。3つの理由と我が家の選択。

幼稚園の入園説明会でもらうことの多い園児総合補償(園児24保険)の書類。

加入は任意といいつつも、園としては加入をすすめるような説明だったものだから少し迷ったものの・・

説明開始3分で我が家には必要ないと判断しました。

  • 割引が適用されて保険料が格安
  • 育英費用補償が付帯
  • 個人賠償責任補償は自転車条例にも対応

 

一見するとこれだけの補償がついてこの保険料なら・・と思ってしまいますが、少しシビアな目で見てみるだけで必要かそうでないかの判断がつくかと思います。

我が家が必要ないと判断した理由や、園児総合補償制度(園児24保険)以上の補償をより安く得られる方法についてご紹介します。

ぜひ参考にしてみてくださいね^^

園児総合補償制度(園児24保険)とは

園児総合補償制度(園児24保険)とは、全日本私立幼稚園PTA連合会に加盟しているPTA、母の会、保護者の会に所属する構成員を加入依頼者としている保険です。

補償が受けられる人は園児のみ。

個人賠償責任補償の範囲に限っては家族も対象になります。

園児総合補償制度の内容

  • 園児が病気になったときの入院、手術、放射線治療の補償(限度60日)
  • 園児がけがをした場合(自宅、休日を含む)
  • 天災危険補償
  • 細菌性食中毒補償
  • 特定感染症補償
  • 熱中症補償
  • 園児や家族が他人に損害を与えた場合
  • 園児が入院し、保護者が駆け付けた場合
  • 不要者に万一のことが起きた場合

これらのことが起きた場合に補償される保険となっています。

園児総合補償制度の保険料

園児総合補償制度の保険料は、補償内容の違いで15,000円、12,000円、10,000円、6,000円のA~Dの4つに分かれています。

15,000円のAタイプが一番補償内容が手厚いためおすすめなんだそう。

Aタイプ(年間保険料15,000円)
病気による入院医療保険金日額(60日まで) 6,000円
ケガによる入院医療保険金日額(180日まで) 6,000円
ケガによる通院保険金日額(90日まで) 5,000円
死亡・後遺障害保険金額 361万円
個人賠償責任補償(1事故あたり、免責金額なし) 国内3億円
国外1億円
救護者費用等補償 100万円
育英費用補償 700万円

年間で15,000円、ひと月あたり1,250円の保険料となります。

保険料を安くするには6,000円のDタイプに加入するという手もありますが、病気の補償がないこと、全体に補償金額が少なすぎることから選択肢には上がらないかなという印象です。



園児総合補償制度が必要ない理由は3つ

園児総合補償制度(園児24保険)の補償内容、保険料を踏まえて、私がこの保険に加入する必要がないと考える理由は3つです。

医療費助成制度があるから

多くの自治体では、子供がケガや病気で病院にかかったときには医療費が補助されますよね。

私が住んでいる自治体では、中学校卒業まで医療費はかかりません。(入院時の食事代、差額ベッド代、診断書等の文書料はのぞく)

なので先日次男が3泊4日で入院した際にも、病院に支払ったのは食事療養費の2,760円のみでした。

お住まいの自治体によって補助される金額や年齢は異なりますが、多くの場合数日の入院なら、食事代、差額ベッド代を支払ったとしても自己負担額がそこまで高くなることはありません。

医療費助成制度と照らし合わせた結果、貯蓄でまかなえると考えるならば、月1,250円払ってまで園児総合補償制度に加入する必要はないかと思います。

補償内容が中途半端・補償内容の重複

園児総合補償制度には、扶養者に万一のことが起きた場合の育英費用補償が付帯されています。

年間保険料が一番高いAタイプのもので、育英費用補償は700万円となっています。

ただ多くの扶養者が、結婚や子供が生まれた時点で多くの扶養者が生命保険に加入していることと思います。

その保険に3000万円~の死亡保障がついているなら、園児総合補償制度の育英費用補償700万円は金額的にもそこまで重視するものではありません。

扶養者に万一のことが起きても大きな保障があるならば、園児総合補償制度への加入は補償内容の重複となり、その部分の保険料がムダになります。

県民共済・コープ共済に加入済みだから

園児総合補償制度への加入が必要ない理由として、

  • 医療費助成制度があるから
  • 補償内容が中途半端

の2つの理由を挙げましたが、我が家にとっての一番大きな理由は“すでに県民共済・コープ共済に加入済みだから”です。

→子供の医療保険は必要派!加入中の県民共済とコープ共済を比較。

 

「おいおい、それじゃあ医療費助成制度があるからっていう理由は矛盾するじゃねーか!」という声が聞こえてきそうですね。

医療費助成制度があるといっても、差額ベッド代と食事代は補助の対象外というのは前述の通り。

そして我が家の子供が入院したとき、本人の食事代に加えてかかったものが以下の通りです。

  • 付き添い者の食事代(1日3食×入院日数)
  • 主人の晩御飯代(入院日数)
  • 子供の退屈をしのぐためのおもちゃや絵本代
  • テレビカード
  • 入院していない方の子供の面倒を見てもらった人へのお礼代
  • 退院日の出前代

入院することによって発生する見えない出費って、意外と多いと思いませんか?

全部足しても2万円弱でしたが、それでも保険がおりて助かったのは事実でした。

→コープ共済の請求方法。診断書いらずでサクッと共済金が受け取れた!

 

長男も次男も入院日数が3泊とか4泊の短い期間だったからよかったものの、これが1ヵ月とかの長期でしかも個室ともなると貯金から捻出できる自信がありません・・!

それに我が家の子供が入院したはどちらも大病を患ったわけではなく、ちょっと調子が悪くて調べてみたらある数値が高くて念のため入院しとくか!みたいなパターンでした。

そう!子供ってちょっとしたことですぐ入院しちゃうんです!!

 

「医療費助成制度がある = 医療保険は必要ない」の図式が成り立つかどうかは、それぞれの家庭の経済状況や考え方次第。

ただ少なくとも県民共済やコープ共済、民間の医療保険に加入している場合は、あらためて園児総合補償制度に加入する必要がないことだけは確かです。



園児総合補償制度と県民共済とコープ共済ならどれ?

仮に子供の医療保険に何も加入していない場合でも、園児総合補償制度に加入するくらいなら県民共済かコープ共済に加入することをおすすめします。

100歩譲って補償内容・年間保険料は3つともほとんど変わらないとしても、県民共済とコープ共済の2つと園児総合補償制度が明らかに違うのは割戻金の有無です。

割戻金とは、加入者から集めた掛金から支払った共済金や事業経費等を差し引いて、余ったお金を加入者に還元するお金のこと。

2018年度の県民共済のこども型の割戻金は22.53%で、約2,700円が通帳に振り込まれています。

そうすると月々の保険料は実質775円となるので、ケガや病気をしたときのお守りとしての加入でも家計への負担をそう感じることはありません。

コープ共済も同様に割戻金があって、戻り率は15~20%くらいになります。

我が家では1歳になったばかりの次男が加入していて、タイミング的にまだ一度も振込まれていないため、振込まれ次第詳細を追記します!



もう1つ細かいことを言うなら、個人賠償責任補償の部分で県民共済は保障額は少ないけれど、所有する自動車に起因する賠償事故も対象になります。

我が家で実際にあったのが、長男が車のドアを隣の車にぶつけてしまったこと。

県民共済なら補償対象ですが、コープ共済と園児総合補償制度は補償の対象外です。

コープ共済の個人賠償責任保険は特約として付帯するタイプであるため、月々140円を別途払う必要がありますが、家族で1人が加入していれば補償対象は家族全員となります。

しかも保障額は最高3億円です。

→個人賠償責任保険はコープ共済で加入。4つのメリットが決め手に。

ななみ

ななみ
我が家ではコープ共済の個人賠償責任保険の保証欲しさに次男はコープ共済に決めたといっても過言ではありません。

 

このあたりを踏まえて、我が家では長男は県民共済、次男はコープ共済に加入しています。

子供の保険を検討中なら、園児総合補償制度だけでなく他の共済まで範囲を広げて検討し、一番メリットがあるものに加入したいですね^^

さいごに

園児総合補償制度は充実した補償内容や掛金が割安との説明もあり、多くの人が一度は検討するかと思います。

しかし家計にとって本当に必要な補償なのかどうかは、それぞれの家庭によって異なるのでムダなお金を払わないためにも慎重な検討が必要です。

また子供がなんの保険にも加入しておらずこのタイミングで加入しておきたい!という場合でも、園児総合補償制度だけに絞って考えずにいくつかの選択肢の中から選ぶようにしましょう。

園児総合補償制度でのお得感満載!の説明に惑わされずに、加入するなら一番メリットが大きい保険に加入したいですね^^

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